弊社は道路維持管理ための「調査機械の開発製造・販売・サービス」です。近未来時代を目指した「思想と独自性」を大切にしています。
弊社は,道路は下記の2つで「合法・合理的な経済的効果が期待」でき,「持続可能な装置と処理System」を目指します。
(1)「滑らず」・「平らな」:「路面性能」が測れる装置・System。
(2)「舗装の構造的健全度」が予測できる装置・Systemです。
★ 路面性能は「滑らず・平ら」で十分な理由:
近年の自動車は,走破・乗り心地性能の向上は著しく,クラックやわだち掘れでは問題なく安全・安心で快適に走れる。
★ 「滑らず」の必要性:高齢運転者が増える社会では,自動車のインテリ化
が必須でサポカーが実用化されている。これは,誤操作防止には有効であるが,ブレーキ遅れには「ABSブレーキ動作」で期待出来ない。
また,自動操舵に関しては,適切なハンドリングは「静摩擦係数μ」が判らないと出来ない。更に,「従来のすべりμ係数」調査手法では,役立たず,本来の目的を達成するにも静摩擦係数を測れる装置が必要である。
★ 「平ら」の必要性:乗り心地での必要性でなく,交通振動規制に関する
必要性が新たに生まれている。「65db<」で,住民の改善要請可能。
★1-2 提供の方法:
「販売」と「運用サービス」の2つです。開発思想や特長を下記します。
★-2 スタンダード(IRIプロファイラー):「詳細」
装置の基本は「IRIプロファイラー」わだち部の縦断形状を超低速度(≒0 Km/Hr)〜高速度(80Km/Hr)にて収集できる「独特な逐次2角法」によるプロファイラーです。途中に停止動作が有っても大丈夫です。
計測車両の左後輪軸を延長するアダプターを介して取り付けます。
注)計測車両は含みません。
★-2-2 すべり測定器:「詳細」
プロファイラーのブラケットに装着ボルトで取り付けます。これで「一度の走行」で平坦度系と静摩擦係数μが同時に測れる複合型になります。
★-3 1パス調査機:(路面性能+健全度)/1パス:「詳細」
「IRI」・「すべり」が同時に測れる装置です,また,舗装構造の寿命は,クラック評価が今までは最適とされていましたが,「クラック率指標では難しい」事が判ったとの報告があります。*1)
そこで弊社では,他の指標等の探索や研究から縦断形状変化と好い相関関係を見つけました。
それが,IRIプロファイラーの縦断形状の活用に繋がり,「健全度予測を可能」にしました。
注)現在,解析ソフトの販売はしません,委託形式を利用下さい。
注)-2 手軽な手押し式もあります。(在庫限り:約30台)
★-4 運用&成果物
H29年度「舗装の点検要領」を遵守します。(すべりは除く)
クラック(Cr率,大・注・小)・わだち掘れ(Rd,大・中・小)・IRI(数値化)したデータをエクセルに貼り付け判定・分類します。下記参照
他にOPとして「健全度予測が併記」されます。
下図に運用と成果物を示します。
★-5 商品の概要紹介:「詳細」
(3)1パス複合機:
@ 測定輪の進行方向(あおり角度)を固定した。(横滑り測定器:30°)
(自動車の操舵角度と等価な角度で重要な値になる)
A高速測定性能向上:インデペンデント方式採用
B自動運転との関連性重視した。(5°初期操舵角度に固定)
C 機講の説明:
IRI測定器のブーム・ブラケットに装着ボルトで横から取り付ける。押し付け力(W)の支点となりトレーリング機講を構成する。
モジュールの平行四辺形に「あおり角5°」で測定輪が取り付く。走行に伴い,内側に移動する。バネには力が溜まり,外側に力が働き,摩擦係数が小さい所で「横滑りが発生=その時の静摩擦係数」が測れる。
(滑る=蓄積バネ力>静摩擦力⇒静摩擦係数が算出できる。)
移動距離に比例してバネ力は大きくなる,静摩擦力より大きくなった瞬間に,路面との間に「滑りが発生して測定を可能」にした原理に基づく。